口の中でとろける滑らかな食感。ご家庭で作るとどうしてもすが入ってしまいガチなプリンですが、コツさえ掴めれば簡単にレストランの口溶けが再現できちゃいます😋 す(空気)が入ってしまう原因は実は温度にあります。
美味しいプリンを作るにはまずプリンが固まる仕組みを理解しておく必要があります。『なぜ固まるのか』それはプリンの材料で欠かせない卵に含まれるタンパク質が加熱によって変性を起こして固くなるからです!
今回紹介するレシピは卵の固まる温度が約60度〜70度というのを念頭に置きつつ作ると上手くいきますよ!温度の急激な変化や100度を超えてプリン内部の水分を沸騰させてしまうとすが入ってしまうので注意し、穏やかな加熱を心がける事がとても大切になります。
『す』が入らないなめらかプリン
ポイント
・カラメルはプリンを作る前に作って容器に移して冷やしておきましょう。温かい状態だと卵液と混ざり失敗の原因になります。
・カラメルを必要以上さわると砂糖が結晶化してしまいます!作る際は特にさわる必要はありません。またもし結晶化してしまった場合は少量の水を足して結晶化した砂糖を溶かして加熱していくとカラメルになります!結晶化してしまった砂糖をそのまま加熱してもカラメルにはならないので注意!
・牛乳と生クリームは湯気が上がってくるくらいの温度でOK!
・蒸し焼きにする際に器の下に布やペーパーを一枚かましてあげましょう。水の入った容器に直接接している下部が熱くなりすぎるのを防ぎます。
・湯煎のお湯はお風呂より熱いくらい!加熱前に表面の気泡はバーナーや霧吹き(食品用のアルコール)でなくしておきます。
材料
卵 1個
卵黄 1個
牛乳 150g
生クリーム 100g
砂糖 40g
バニラエッセンス 適量
●カラメルソース
砂糖 50グラム
水 大さじ1
水 小さじ1
作り方
●カラメル
1.砂糖に水を加えて馴染ませます。加熱して溶かしていきますが砂糖にさわる必要はありません!砂糖の結晶化に注意して下さい。
2.火にかけて好みのカラメル色になったら水で止めて出来上がりです。水で止める際に火は切っておきましょう。跳ねるので火傷に注意して下さい。
3.器に移して冷蔵庫へ移します。冷やすことで温かい卵液を後ほど入れた際に混ざり合うのを防ぎます。
●プリン
1.卵と卵黄と砂糖を混ぜ合わせます。砂糖が馴染むまでしっかり混ぜ合わせましょう。
2.牛乳と生クリームを火にかけて、湯気が上がってくるくらいで1.と混ぜ合わせます。沸騰はNGです。
3.2の卵液を濾し器にかけます。カラメルが冷えたら器に卵液を注ぎ、バーナーで気泡を消します。お風呂より熱いくらいの湯煎を用意して下に布を一枚かましてアルミホイルで覆って準備します。
4.140℃ 40分〜50分(目安なので卵液が固まっていない場合はもう少し長くなります)のオーブンへGO!粗熱が取れて冷蔵庫でしっかり冷えたら完成です!
まとめ
す(空気)の入らないプリンの作り方は理解して頂けましたか?ゆっくりと加熱することを意識して是非作ってみて下さい!当サイトではプロのシェフが勧めるレシピのみでなく料理に関する豆知識も紹介してますのでよければそちらもご覧ください!このサイトを通じて皆さんの食に少しでも役立てて頂ければ幸いです!
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